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長尺の桁材は、材料選びが重要になります
長尺の桁材についてご相談をいただきました。
桁材は建物全体を支える重要な部材であり、長さだけでなく太さや素性も含めて条件が厳しくなります。特に長尺材の場合、使用できる丸太が限られるため、製材前の材料選びが仕上がりを大きく左右します。今回は通常より長さのある桁材が必要だったため、慎重に検討を進めました。
流通材では条件に合わず、丸太の段階から検討しました
はじめに流通材を中心に探しましたが、長さや品質の条件に合うものはなかなか見つかりませんでした。
長尺の桁材では、元になる丸太の質がそのまま製材後の安定性や強度に影響します。そのため条件を下げることはせず、丸太の段階から探すことにしました。
伐採業者と連携し、長尺桁材に適した丸太を確保
日頃から付き合いのある伐採業者に相談し、必要な長さや太さ、用途を伝えたうえで協力をお願いしました。今回は、実際に山に行って立木を見て、注文に合う木を選んで伐採してもらいました。
その結果、長尺の桁材として使用できる条件に見合った丸太を確保することができました。時間と手間はかかりましたが、製材後の使われ方を考えると、この工程は欠かせないと考えています。
製材は「加工」だけでなく「調達」も仕事の一部です
製材は加工だけで完結する仕事ではなく、材料をどう確保するかも重要な要素の一つだと考えています。規格材で対応できない場合でも、状況に応じて最適な方法を探しますので、長尺材や特注材についても早めにご相談いただければと思います。